- 簿記2級取ったけど、どこで働くか迷う…
- 今は経理職だけど会計事務所に興味ある…
この診断テストは「経理と会計事務所どっちで働くのが向いているか」を判定するテストです。
簿記の知識をフルに活かすなら「会計事務所」か「経理」のほぼ2択です。
どっちにしようか悩むー!という方は一度この診断テストをやってみて下さい!
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テストの概要
診断テストは設問に「はい」「いいえ」で回答するだけです。所要時間は約1分です。
診断結果は以下の「4つ」のどれかにたどり着くように設計しています。
- 小さめの会計事務所(従業員数15人未満)
- 大きめの会計事務所(従業員数15人以上)
- 中小零細企業の経理(従業員数100人未満)
- 大企業の経理(従業員数100人以上)
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次に、それぞれの仕事内容や特徴、違いをみてみましょう。
経理職と会計事務所の仕事とは
経理職の仕事とは
経理職は企業内部で経営に必要な財務情報の処理と管理を行う仕事です。
主な仕事内容は以下の通りです。
- 会計帳簿の管理
企業で日々発生するお金に関する取引を会計帳簿に記録し整理します。 - 財務報告
定期的に企業の財務状況を示す財務報告を作成します。財務報告には貸借対照表(企業の資産と負債の状況を見る)、損益計算書(企業の収益と費用の状況を見る)、キャッシュフロー計算書(現金の流れ)などがあります。 - 予算作成と分析
将来の経営計画を作成し、その進行状況を管理します。また、実際の収支が予算とどのように異なるかを分析し、その原因を調査します。 - 税務対応
企業が法令に従って適切な納税ができるように、税金の計算と支払いを管理します。
会計事務所の仕事とは
会計事務所は会計や税務に関する「専門的なサービス」を提供しています。
会計事務所職員の主な仕事内容は以下の通りです。
- 会計関係の支援
企業の経理職が行う会計帳簿の作成支援を行います。 - 税務関係の支援
企業の税務関係の支援を行います。会計事務所はクライアント企業の適切な納税額を計算し、税務署や自治体に提出する申告書の作成と提出を行います。 - その他
経営計画書や補助金申請書の作成支援など、会計や税務以外の業務もあります。
経理職と会計事務所の仕事内容には多くの共通点がありますが、大きな違いはその「位置づけ」です。
経理職は「企業の内部」に存在し、会計事務所は「企業の外部」からサービスを提供します。
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規模別の特徴と違い
小さめの会計事務所(従業員数15人未満) | 大きめの会計事務所(従業員数15人以上) | 中小零細企業の経理(従業員数100人未満) | 大企業の経理(従業員数100人以上) | |
働き方 | 多種多様な顧客の業種・規模の会計/税務業務を扱い、広範な知識が求められる。経験とスキルによっては経営にも関わることがある。 | 専門的で複雑な税務業務を担当。大手企業や大規模プロジェクトに関わることも多い。 | 会社全体の経理業務を担当。業績分析や予算管理など、会社の運営に直結する業務を担うこともある。 | 特定の部門やプロジェクトの経理業務を担当することが多い。組織全体の規模が大きいため、コミュニケーションやチームワークのスキルが求められる。 |
転職に必要な資格 | 日商簿記2級以上 | 日商簿記2級以上 | 日商簿記2級以上 | 日商簿記2級以上 |
求められるスキル | 多様な業務に対応できる広範な会計・税務知識、人間関係スキル、小規模組織の経営に関する知識。 | 高度な税務知識、プロジェクトマネジメントスキル、顧客対応能力、コミュニケーション能力。 | 基本的な経理知識、業績分析能力、一般的なビジネススキル(コミュニケーション、問題解決)。 | 特定の部門やプロジェクトに対する専門知識、コミュニケーション能力、ビジネス英語などの語学スキルが必要な場合もある。 |
労働環境 | 規模が小さいため、仕事の幅が広く、フレキシブルな働き方が可能。顧客と直接関わる機会が多い。 | 規模が大きいため、専門的な業務に集中することが可能。チームでの仕事が多い。 | 企業の業績に直結する業務が中心。経営層とのコミュニケーションが必要な場合も多い。 | 規模が大きく、組織の構造が複雑。部門間の調整やコミュニケーションが重要となる。 |
給与 | 業績や責任の度合いにより異なるが、一般的には中レベル。 | 税理士資格を持つと高給与が期待できる。規模の大きな税理士法人では特に。 | 企業の規模や業績により異なるが、一般的には中レベル。 | 大企業であれば安定した高給与が期待できる。 |
キャリアパス | 経営者やパートナーになる可能性がある。 | 経営者やパートナーになる可能性がある。 | 経理部門のリーダーまたはマネージャーになる可能性がある | 大企業では多様なキャリアパスがある(部門長、CFOなど) |
ワークライフバランス | 融通が利く働き方が可能な場合もあるが、仕事量は多い。 | 大規模プロジェクトに係ると仕事量が多くなる可能性がある。 | 一般的には安定したワークライフバランスが保ちやすい。 | 企業にもよるが、大企業では長時間労働が一般的な場合もある。 |
教育・研修制度 | 規模が小さいので独自の教育制度がない可能性があるが、多様な業務を通じて学べる。 | 大きな組織ではしっかりとした教育体制があることが多い。 | 規模が小さいので教育制度は限られるが、多方面の業務を経験できる。 | 大企業ではしっかりとした教育・研修体制が整っていることが一般的。 |
職場の文化 | 規模が小さいため、職場の文化は経営者やスタッフの性格に強く影響される。 | 組織化されており、高度な専門性が求められるのが一般的。 | 企業にもよるが、一般的には家庭的な雰囲気。 | 大企業のため組織的、階層的な文化が一般的であるが、企業により異なる。 |
診断スタート!
設問に「はい」「いいえ」で回答するだけです。 所要時間は約1分です。
- Q1
- 税理士の資格を持っていますか?または税理士を目指す気持ちはありますか?
失敗しない求人の探し方
転職を成功させるためには「良い求人」に巡り合うことが一番のカギになります。
会計事務所/経理の求人を探す方法はいろいろありますが、代表的な方法は以下のとおりです。
- 知人からの紹介
- 転職サイト
- 転職エージェント
- ハローワーク
- 大手予備校の合同就職説明会(会計事務所に限る)
求人を探す方法 | メリット・デメリット |
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いろいろな方法がありますが、おすすめは「転職エージェント」です。
ちなみに、現在は転職を考えていない…という方でも転職エージェントは利用できます。
むしろ、転職エージェントを利用する方の多くが、まだ転職するか決めていない状態です。
転職エージェントは「気軽に転職の相談をするところ」と考えて頂いていいです。
実際に多くの転職エージェントが「相談のみでもOK」としています。
転職エージェントを利用する最大の理由は、企業の内部情報を知ることができるからです。
退職理由の第1位と言われている「人間関係」に大きくかかわる「男女の比率」「年齢層の構成比率」「経営者の人柄」などの内部情報を事前に知っておくと、ブラックな企業に当たる確率を大幅に下げることができます。
特に小さめの会計事務所や中小零細企業は、ホームページで積極的に情報発信しているところが少ないです。
その点、転職エージェントは会計事務所や企業とコンタクトを取っていますので、ホームページや求人広告に無い内部情報を持っています。
効率的な転職活動には転職エージェントから提供される内部情報は欠かせません。
転職エージェントには優良求人が集まりやすい
転職エージェントには優良求人が集まりやすいという特徴があります。
その理由は転職エージェントのビジネスモデルにあります。 求職者は転職エージェントを全て無料で利用できます。
転職エージェントはお金を求職者からではなく、人材を採用した企業からもらいます。
一般的に転職した人の年収の約30%が、人材を採用した企業から転職エージェントに紹介手数料として支払われると言われています。
人材の採用にこれだけのコストをかけるには、資金的な余裕が無ければ無理です。
絶対ではありませんが、資金的に余裕がある企業はホワイト企業の可能性が高いです。
有名企業や条件が良い人気の企業が求人募集をすると、応募が殺到して選考が大変です。
ですので、人気企業は求人を「非公開」にして転職エージェントに募集をかけ、企業が求める条件にマッチした人材のみを紹介してもらっているのです。
このように、転職エージェントには優良求人が集まりやすいというメリットがあります。
また、未経験者の方は会計事務所/経理に特化した転職エージェントを利用すれば、転職のサポートを受けながら会計事務所/経理業界のことを学ぶことができます。
ネットや書籍でもある程度の情報は手に入ります。しかし、頻繁に会計事務所/企業とコンタクトを取っている転職エージェントには到底かないません。
どんな些細なことでも遠慮なく転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントの選び方
転職エージェントは大きく分けて「総合型」「特化型」の2つのタイプがあります。
総合型と特化型の特徴は次の通りです。
総合型 | 特化型 | |
取扱い業種 | あらゆる業種 | 特定の分野のみ |
求人件数 | ◎多い | △少ない |
会計事務所/経理業界の知識 | △乏しい | ◎豊富 |
特徴 |
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転職エージェント |
このように、総合型と特化型とでは特徴に一長一短があります。
転職を成功させるためには「特化型」と「総合型」を併用することをおすすめします。
大手転職サイトのリクナビが行ったアンケートでは次のような結果が出ています。
転職エージェントの利用社数 | |
転職決定者 | 平均4.2社 |
全体 | 平均2.1社 |
転職に成功した人ほど、転職エージェントの利用社数が多いです。
しかし、いきなり多くの転職エージェントに登録すると、担当者との電話やメールのやりとりが大変。
なので、まずは「特化型転職エージェント1社」「リクルートエージェント」という組み合わせがおすすめです。
特徴が違う2社を利用すれば、会計事務所/経理の専門性、求人の豊富さの両方をカバーできます。
求人数が多い総合型で優良求人を見逃さないようにしつつ、特化型で会計事務所/経理業界の情報を得ると、効率よく転職活動を進めることができます。
次に、おすすめの転職エージェントをご紹介します。
おすすめの転職エージェント5社
おすすめの転職エージェントは次の5社です。
会計事務所・税理士に強い転職エージェント | ||
最速転職ヒュープロ | 特化型 | 会計事務所の公開求人数No.1の転職エージェント。 東京、大阪、名古屋などの都市部の求人に強い。登録から内定まで「平均21日間」という驚異的なスピード。 |
リクルートエージェント | 総合型 | 求人数No.1を誇る最大手転職エージェント。あらゆる職種を扱っており求人が豊富。公開求人だけで約38万件を超える求人数を有しているのは魅力。 |
MS-Japan | 特化型 | 経理・財務・総務・一般事務などの管理部門と士業に特化した転職エージェント。会計事務所にも強く業界に精通したアドバイザーが在籍しているのが魅力。 |
ジャスネットキャリア | 特化型 | 会計・経理・財務・税務に特化した転職エージェント。創業から20年以上の歴史があり、業界に精通したコンサルタントがサポートしてくれる。 |
マイナビ税理士 | 特化型 | 税理士・科目合格者に特化した転職エージェント。業界大手のマイナビが運営しており安心してサービスを受けることが出る。BIG4税理士法人などの優良求人が豊富。 |
特化型転職エージェントの中では「ヒュープロ(Hupro)」が一番おすすめ。
ヒュープロは東京や神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、京都、福岡といった「都市部の会計事務所に強い」という特徴があります。
そして何と言っても、ヒュープロは会計事務所の公開求人数が最多です。
東京都内の経理の公開求人数も特化型転職エージェントの中で最多を誇っています。
さらに「未経験者可」「資格取得応援」「科目合格者おすすめ求人」など、会計事務所求人に特有の検索条件で求人を探せます。(画像をクリックすると検索画面にジャンプします)
中には「働きながらの転職活動は大変そう…」と思う方もいるしょう。
ヒュープロは登録から内定まで平均21日間という実績を誇ります。
転職活動は平均3~6か月かかると言われていますので、ヒュープロの平均21日間は驚異的なスピード。
会計事務所/経理の業界に精通したキャリアアドバイザーがあなたにマッチした求人をスピーディに提案してくれるので、「楽」で「早い」転職が可能です。
そして、ヒュープロの新規会員登録は他の転職エージェントに比べてとてもカンタン。
一般的な転職エージェントの場合、会員登録には「名前」「生年月日」「住所」「電話番号」「学歴」「現在の年収」など多くの個人情報が必要。
最初から個人情報をガッツリ入力することに抵抗を感じる方も多いと思います。
一方、ヒュープロの会員登録は「メールアドレスの入力」「パスワードの設定」のみです。
あとはヒュープロからメール連絡を待つだけです。
転職エージェントは「相談のみでもOK」です。
まずは転職エージェントの担当者と話してみて、信頼できそうだと感じたら詳細情報の登録をすればOKです。
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ヒュープロを税理士の視点から詳しく解説した記事はこちら「ヒュープロ(Hupro)の評判・口コミは?東京の会計事務所に転職したい人は必須」
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