費用が安くコスパ良く税理士資格を取りたい!
コスパ重視で検索すると…「スタディング」「クレアール」という2つの教材にぶつかります。
どっちを選べばいいのか迷う…という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、スタディングとクレアールを徹底比較しています。
しかし、「簿記の基礎知識」から学びたいなら、両社の価格差はさほどありません。
僕は現役税理士であり過去にTAC、大原、スタディングなど様々な予備校・通信講座を体験しました。
受験経験者の教材分析は必ず役に立つはずです。
1年後、簿財2科目に合格すれば人生を大きく変えることができます!
では、スタディングとクレアールの比較一覧表からご覧ください。
予備校・通信講座の選び方
スタディング税理士講座とクレアール税理士講座の比較一覧表
各「項目」をクリックすると詳細情報にジャンプできます。
項目 | スタディング |
クレアール |
運営会社 | KIYOラーニング㈱ | ㈱クレアール |
創立 | 2008年 | 1962年 |
上場市場 | 東証マザーズ | 非上場 |
受講スタイル | Web通信のみ | Web通信(講義DVDはオプション) |
教材開発のコンセプト | 低価格で短期合格 | 短期合格にこだわる |
無料体験 | あり | あり |
受講科目 | 6科目(簿記論、財務諸表論、法人税法、相続税法、消費税法、国税徴収法) | 5科目(簿記論、財務諸表論、法人税法、相続税法、消費税法) |
受講料・割引制度
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割引制度あり | 割引制度あり | |
教育訓練給付制度 | 対象コースあり | 対象コースあり |
講義内容への質問 | 可能(メールのみ) | 可能(メールとFAX) |
テキスト・問題集 | WEB形式のみ(紙形式はオプション) | 紙形式(PDF閲覧可能) |
直前対策講義 | あり | あり |
合格率 | 非公開 | 非公開 |
ホームページ | スタディング税理士講座【公式】 | クレアール税理士講座【公式】 |
評判・口コミ | スタディングの評判・口コミ | クレアールの評判・口コミ |
運営会社・創立・上場市場の比較
項目 | スタディング | クレアール |
運営会社 | KIYOラーニング㈱ | ㈱クレアール |
代表者 | 綾部貴淑 | 竹内陽一 |
所在地 | 東京都千代田区永田町2-10-1 永田町山王森ビル4階 | 東京都千代田区神田三崎町1-1-17 ハヤシビル(本社) |
創立 | 2008年 | 1962年 |
上場市場 | 東証マザーズ | 非上場 |
スタディング(KIYOラーニング㈱)
スタディング税理士講座を運営しているのは「KIYOラーニング㈱」。
2008年に創立され、創業社長の綾部貴淑氏が自ら講師となり「中小企業診断士講座」をスタートさせました。
税理士講座の開講は2015年からと比較的最近ですが、公式HPに掲載されている合格体験談が年々増えていることから、順調に合格者数が増えていることがうかがえます。
スタディング全体の利用者数もハイペースで増加しています。スタディングが「コスパ」「品質の良さ」を兼ねそろえている証拠と言えるでしょう。
2022年12月末時点、累計利用者数は209,546人。
⇒【スタディング体験談】仕事と子育てをしながら簿財2科目合格!
2020年には「東京証券取引所マザーズ上場(上場コード:7353)」を果たし、通信講座と言えばスタディングの名前が出ることも多くなりました。
2023年からは人気女優の「川口春奈さん」をCMに起用するなど、スタディングの知名度はさらに高まっています。
2024年5月現在、スタディングで受講できる講座は「33種類」に増え、「簿記講座」「社労士講座」「宅建士講座」「FP講座」など税理士と関連がある資格も豊富です。
クレアール(㈱クレアール)
クレアール税理士講座を運営しているのは「㈱クレアール」。
クレアールの創立はなんと1962年と超老舗です。
税理士試験の指導は1969年からと「55年以上の指導実績」があるので、安心感は半端ありません。
また、簿記講座については人気ユーチューバーの「両学長」がおすすめしていることもあり、注目を集めています。
クレアールは会計系資格では最高峰の「公認会計士講座」も提供していることから、簿記関係の資格取得に強い印象です。
- スタディング
歴史は浅いが受講者が急増中! - クレアール
歴史が古く安心感は半端ない!
受講スタイルとコンセプトの比較
次は「受講スタイル」と、商品開発の「コンセプト」を比較してみましょう。
受講スタイル
受講スタイルはスタディングもクレアールも、インターネットを利用した「Web通信講座」です。
ただし、クレアールはオプションで「講義DVD」もあります。
DVDなら自宅の大画面テレビなどで講義が見れますし、ネットが苦手な方でも安心して受講できますね。
クレアール税理士講座(講義DVD) | |
簿財アドバンス(レギュラーコース/初学者向け) | 25,000円(税込) |
法人税法(レギュラーコース/初学者向け) | 22,000円(税込) |
相続税法(レギュラーコース/初学者向け) | 19,000円(税込) |
消費税法(レギュラーコース/初学者向け) | 13,000円(税込) |
スタディングとクレアールは通信講座に特化することで、受講料を大幅に下げることを目指しています。
大手予備校のように各地に学校を配置すると、建物の建設費や賃料、講師や従業員の給料といったコストが発生します。
通信講座に特化すれば、カリキュラムの品質を落とすことなく受講料を下げることが可能なのです。
- スタディング
Web通信講座に完全特化で最安値を実現! - クレアール
DVD講義も選べて選択肢が広い!
教材開発のコンセプト
スタディングのコンセプトを一言で表現すると「低価格で短期合格」です。
KIYOラーニング代表の綾部貴淑氏は、難関資格である中小企業診断士に働きながら合格されています。
自身の受験体験に基づき、忙しい社会人でも効率よく学習でき、かつ短期間で合格できるようなカリキュラムを追及しています。
スマホにすべてのカリキュラムを詰め込み、スキマ時間にいつでもどこでも学習できるスタディングの学習スタイルはこのようなコンセプトのもと生まれました。
さらに、通信講座に特化することで、難関資格にありがちな「高額な受講料の問題」も解決しています。
簿財2科目で59,800円~は驚異的な価格です!
大手予備校のように各地に学校施設を設けると、莫大な運営コストがかかてしまいますが、通信講座に特化すればそのような運営コストも発生しません。
このように、スタディングの「低価格と短期合格」の両方にこだわった教材と言えます。
一方、クレアールのコンセプトを一言で表現すると「短期合格にこだわる」です。
その姿勢は「非常識合格法」と「簿財アドバンス」に表れています。
非常識合格法とは、試験によく出題される論点を集中的に学習し、効率的に合格点を取るというものです。
「簿財アドバンス」という簿記論・財務諸表論の短期合格を目指すコースは、簿記論と財務諸表論を合わせて1科目とみなして教材開発しています。
簿記論と財務諸表論は学習論点が重複する部分が多いのですが、一つの教材にまとめることで学習のムダを省けます。
その結果、インプット学習の時間を200時間短縮することに成功しています。
インプット学習の時間を減らし、アウトプット学習を増やすことで短期合格の可能性を最大限まで高めています。
このように、クレアールは徹底的に「短期合格」にこだわった教材と言えます。
スタディング
低価格と短期合格の両方にこだわっている!
クレアール
徹底的に短期合格にこだわっている!
無料体験の比較
税理士講座はどれも高額です。
自分に合わない教材を選んで、途中で勉強を止めてしまうと大きな損失です。
必ず無料体験してから購入することを強くお勧めします。
無料体験の手続きはとてもカンタンです。
スタディング税理士講座の無料体験
スタディングで無料体験できるものは「動画講義」「Webテキスト」「スマート問題集」「トレーニング」などです。
スタディングの教材はすべてオンラインで提供されますので、スマホがあれば今すぐに無料体験が可能です。
無料体験と言ってもかなりの分量があるので、無料体験だけでもそこそこ勉強になります。
スタディングの無料登録すると、「マイページ」から税理士講座以外の講座も無料で試すこができます。
無料体験の手順は次の通りです。
- スタディング公式ホームページにアクセスする
- メールアドレスとお好きなパスワードを入力する
※メールアドレスは「Gメール」や「ヤフーメール」でOK! - 完了!
無料体験してみる! ⇒ スタディング税理士講座【公式】
クレアール税理士講座の無料体験
クレアールは資料請求すれば無料で「動画講義DVD」「冊子テキスト」「パンフレット」を送ってくれます。
資料請求すると、資料請求者限定の「特別割引クーポン券」「期間限定割引のチラシ」が同封されています。
クレアールに興味がある方は必ず資料請求しましょう!
資料請求の手順は次の通りです。
- クレアール税理士講座にアクセスする
- 以下の必要項目を入力する
「氏名」「メールアドレス(GメールなどでOK)」「住所」「職業」「請求内容」など - 完了!
3分程度で手続きできますよ。
クレアールの資料請求フォームは下のような感じです。
資料請求する! ⇒ クレアール税理士講座【公式】
- スタディング
無料体験の「量」が多くしっかり試せる! - クレアール
資料請求者限定の「特別割引クーポン券」がもらえる!
受講科目の比較
スタディングで受講できるのは6科目、クレアールで受講できるのは5科目です。
どちらも、税理士試験で受験できる11科目全てをカバ―しているわけではありません。
下表のように、スタディングとクレアールで受験できる科目は受験者数の人気1~6位です。
選択必須科目である「所得税法」が受講ができないのは少し残念ですね…。
しかし、実務での利用頻度を考えると、スタディングとクレアールで受講できる科目で十分だと思います。
科目 | 属性 | R5年受験者数(順位) | スタディング | クレアール |
簿記論 | 必須 | 16,093人(1位) | 〇 | 〇 |
財務諸表論 | 必須 | 13,260人(2位) | 〇 | 〇 |
所得税法 | 選択必須 | 1,202人(7位) | ✖ | ✖ |
法人税法 | 選択必須 | 3,550人(4位) | 〇 | 〇 |
相続税法 | 選択 | 2,428人(5位) | 〇 | 〇 |
消費税法 | 選択 | 6,756人(3位) | 〇 | 〇 |
酒税法 | 選択 | 463人(10位) | ✖ | ✖ |
国税徴収法 | 選択 | 1,646人(6位) | 〇 | ✖ |
住民税 | 選択 | 462人(9位) | ✖ | ✖ |
事業税 | 選択 | 250人(11位) | ✖ | ✖ |
固定資産税 | 選択 | 846人(8位) | ✖ | ✖ |
スタディングもクレアールも受講できる科目は限定的だが実務上で問題なし!
受講料・割引制度の比較
ここでは「受講料」と「割引制度」について比較していきます。
受講料の比較
科目 | スタディング | クレアール | 備考 |
簿財2科目セット |
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法人税法 |
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相続税法 |
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消費税法 |
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国税徴収法 |
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― |
この比較表を見ると、スタディングの方が大幅に安く感じます。
しかし、価格面ではクレアールも負けていません。
複数の割引きを上手く使えば、スタディングに迫る価格になる場合もあります。
ただ、クレアールの料金体系は複雑なので少しわかりにくいです。
パンフレットを見ると下のような料金表が10ページほど掲載されています。
クレアールに興味がある方は、パンフレットを取り寄せて、自分に合ったコース選択をすることをおすすめします。
続いて、両社の割引制度について解説します。
割引制度の比較
スタディング | クレアール | |
割引制度の内容 |
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|
スタディングの割引制度
スタディングは定期的に「期間限定の割引」を実施しています。
僕が今までに見たものは「5%OFF」「10%OFF」「11,000円OFF」といったものです。
さらに、1科目合格すると合格祝い金制度により「10,000円」の祝い金がもらえます。
\11/30まで期間限定割引! /
スタディングに無料登録すると2024年11月30日まで「全商品10%OFFクーポン」がもらえます!(※クーポンは過去に無料登録が完了している方にも配布されています。マイページから確認して下さい。)
【割引後の価格(税込)】
・簿財2科目アドバンスパック(一番人気) 74,800円 ⇒ 67,320円(7,480円お得!)
・冊子版オプション付き 104,600円 ⇒ 94,139円(10,461円お得!)
来年、簿財2科目合格を狙うなら11月にはスタートを切らないと間に合わないかもしれません。
2科目合格できれば税理士への道が一気に開けます!
無料登録は「メールアドレス」「パスワード設定」のみ。
今すぐ無料体験してみる ⇒ スタディング税理士講座【公式】
クレアールの割引制度
クレアールの割引制度は種類が豊富です。
「複数科目」「複数年」「合格祝い金制度」を含むコースを選択し、さらに「期間限定割引」と組み合わせれば、スタディングと互角の価格になります。
では、具体的にどのようなコースや割引を選べばクレアールの簿財を最安値で受講できるのか深堀します。
最安値でクレアールの簿財を受講する方法
クレアールで簿記の基礎知識(日商3級レベル)と簿財2科目を最安値で受講するなら「簿財アドバンス2年セーフティーコース」がおすすめです。
簿財アドバンス2年セーフティーコースは簿財2科目を同時学習し、2年以内に2科目合格をねらうコースです。
多くの受験生が最初に受験するのが「簿記論」「財務諸表論」です。
税理士試験はどの科目から受験してもOKですが、やはり必須科目であり、かつ合格率が高い簿財から受験するのがセオリー。
1年目で見事に1科目合格、あるいは2科目合格を達成できれば、税理士への道が一気に開けます。
簿財アドバンス2年セーフティーコースをおすすめする理由は次の2つです。
- 簿記知識が無くても「入門簿記」が付いてるから安心
- 受講料が業界最安値のレベル
①簿記知識が無くても「入門簿記」が付いてるから安心
簿記論も財務諸表論も簿記の基礎知識が無いと講義についていくのが難しいです。
また、過去に簿記の勉強したけど内容を忘れてしまったという場合も講義についていくのが難しいです。
簿財アドバンス2年セーフティーコースには、簿記論と財務諸表論の講義についていける簿記の基礎知識が学べる「入門簿記(簿記3級・2級レベル)」が付いています。
簿記知識が全くのゼロ、簿記の内容を忘れたという方も入門簿記を受講することで、スムーズに簿財の勉強に入ることが可能です。
ですので、わざわざ簿記3級・2級の知識を身につけるために市販のテキストや問題集を買って勉強する必要がありません。
②受講料が業界最安値のレベル
簿財アドバンス2年セーフティーコースは業界最安値レベルの受講料です。
クレアールには簿記論と財務諸表論を同時に学習できる「簿財アドバンス」だけでも以下のコースがあります。
コース名 | 定価(税込) |
新・簿記トライアル簿財アドバンス1年プラン | 297,000円 |
新・1.5年簿財アドバンス | 334,000円 |
新・簿記検定トライアル簿財アドバンス2年プラン | 387,000円 |
新・簿財アドバンス2年セーフティーコース | 458,000円 |
新・簿財アドバンスレギュラーコース | 208,000円 |
新・簿財アドバンス 中級コース | 190,000円 |
新・簿財アドバンス上級コース | 174,000円 |
新・簿財アドバンス直前コース | 122,000円 |
新・簿財アドバンス2年セーフティーコースは2年以内に簿財2科目合格を目指すプランです。
すでに、日商簿記1級などハイレベルな簿記知識があるなら1年目で簿財2科目合格も可能ですが、「簿記知識がゼロ」あるいは「簿記のブランクがある」場合は2年で2科目を狙う方が無難です。
★簿財アドバンス2年セーフティーコースの定価は458,000円。
しかし、各種割引を駆使すると業界最安値のレベルまで受講料を安くすることができます。
2024年11月現在「簿財アドバンス2年セーフティーコース」は割引中です。
定価 458,000円 ⇒ 242,740円(割引額215,260円)
さらに、簿財2科目セーフティーコースに申し込み2025年の試験で簿財2科目に合格すると「合格祝い金70,000円」「未受講分返金50,000円」がもらえます。
資料請求するともらえる「特別割引クーポン券」を利用すれば、さらに20,000円OFF。
よって、実質負担102,740円で簿財を受講できます。
割引を表にすると次のようになります。
定価(新・簿財アドバンス2年セーフティーコース) | 458,000円 |
2024年11月割引額 | ▲215,260円 |
合格祝い金 | ▲70,000円 |
未受講分返金 | ▲50,000円 |
資料請求者限定割引クーポン券 | ▲20,000円 |
合計 | 102,740円 |
スタディングの場合、簿財2科目の受講料は59,800円からです。
しかし、「冊子版テキスト(紙の問題集)」「入門簿記」「直前対策」は含まれていません。
冊子版テキスト、入門簿記、直前対策を含めると105,100円。しかもスタディングには紙のテキストはありません。
ですので、1年目(2025年)で見事簿財2科目に合格できればスタディングの定価よりも2,360円クレアールの方が安いです。
もし仮に簿財2科目の合格に2年かかったとしてもトータル受講料は222,740円(合格祝い金70,000円、未受講分返金50,000円がもらえない為)。
よって、1年の負担は111,370円なのでスタディングの定価(105,100円)よりも6,270円高いだけです。
したがって、クレアールの簿財2科目の受講料は業界最安値レベルと言えます。
このように本気で簿財2科目短期合格を目指すなら「簿財アドバンス2年セーフティーコース」がおすすめです。
まずは、資料請求して「特別割引クーポン券」をゲットしておきましょう!★
- スタディング
業界最安値で料金・割引制度もシンプル! - クレアール
割引制度の組合せでスタディングに迫る低価格!
教育訓練給付制度の比較
「教育訓練給付制度」とは受講料の20%(上限10万円)を国(ハローワーク)が補助してくれる制度です。
クレアールは教育訓練給付制度の対象(一部コースのみ)となっています。一方、スタディングは教育訓練給付制度の対象となるコースがありません。
クレアールについては、どのコースが教育訓練給付制度の対象になるのかをパンフレットで確認できます。
2023年11月現在、教育訓練給付制度の対象になるのは次の「3コース」です。
クレアール(教育訓練給付制度対象のコース) | |
簿財アドバンス(レギュラーコース/初学者向け) | 230,000円 |
法人税法(レギュラーコース/初学者向け) | 215,000円 |
消費税法(レギュラーコース/初学者向け) | 130,000円 |
- クレアールは教育訓練給付制度の対象!
- ただし、一部のコースのみ。
講座内容への質問
スタディング | クレアール | |
質問サービスの有無 | あり(ミニマムパックを除く) | あり |
質問回数 |
|
無制限 |
質問形式 | メールのみ | メールかFAX |
Web通信に特化した両社ですが、質問サービスも充実しています。
スタディングのQ&Aサービスでは、他の受講生がした質問も全て閲覧できるので、他の受講生がどこでつまずいていいるのかも丸わかりです。
スタディングは回数制限がありますが、あとでQ&Aチケットを追加購入することも可能です。
一方、クレアールの質問サービスは担当講師が直接回答してくれます。
大手予備校では、質問への回答は担当講師とは別の方が行う場合もありますが、その点クレアールは講義動画の担当講師が直接回答してくれるので、違和感のない回答が返ってきます。
- スタディング
質問回数に制限はあるが、追加購入も可能! - クレアール
担当講師が直接回答。質問し放題なので聞きまくれる!
テキスト・問題集の比較
スタディング | クレアール | |
提供方式 | Web形式 | 紙形式(PDF閲覧可能) |
特徴 |
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スタディングのテキスト・問題集
スタディングのテキストと問題集は全て「WEB形式」で提供されます。
カラフルに色分けされているので、難関資格のテキストにありがちな威圧感も無くとても分かりやすいです。
講義動画を見ながらWEBテキストも同時に見れるので、前後のページを確認しながら学習することができます。
講義動画はWEBテキストを映しながら講師が解説していくスタイル。
ですので、紙のテキストがなくても特に不便なく講義を受けることができます。
実際に、僕は夜寝る前にベッドで横になって講義を聴いていました。
また、PDF化や印刷も可能なので必要に応じた使い方ができます。
問題集のみになりますが、オプションで「紙冊子」もあります。
個人的はお金に余裕があるなら、紙冊子の問題集は購入した方がいいと思います。
紙冊子オプションについては「【実際に使ってみた】スタディング税理士講座の「冊子版」は必要か?」で詳しく解説しています。
クレアールのテキスト・問題集
クレアールのテキスト・問題集は「紙形式」のもが郵送されてきます。
テキストは1ページあたりの文字数が少なく、とてもシンプルな印象です。
テキストに余白が多いので、メモをしっかり書き込見たい方にはおすすめですね。
また、テキストはPDF閲覧可能もなので、わざわざ紙のテキストを持ち歩く必要もありません。
- スタディング
テキストは全てWEB形式。カラフルで分かりやすい! - クレアール
紙形式。たくさん書き込みたい方におすすめ!
直前対策講座の比較
スタディング | クレアール | |
簿記論 | 直前答練 9回 | 直前答練 7回 公開模試1回 |
財務諸表論 | 直前答練 9回 | 直前答練 7回 公開模試1回 |
法人税法 | 直前答練 9回 | 直前答練 5回 公開模試1回 |
相続税法 | 直前答練 9回 | 直前答練 6回 公開模試1回 |
消費税法 | 直前答練 9回 | 直前答練 3回 公開模試1回 |
国税徴収法 | 直前答練 6回 | ― |
スタディングの直前対策講座
スタディングはクレアールに比べると直前答練の回数がかなり多いです。
ただ、スタディングには公開模試がありません。
公開模試は自分が相対的にどのレベルにあるのかを知ることができるので、必ず受けたい模試です。
なので、スタディングで学習するなら、クレアールをはじめとする他校の公開模試の受験をおすすめします。
なお、スタディングの直前対策講座は、ミニマムパックには含まれていませんが別途で追加購入も可能です。
直前対策講座は無料体験できるので、問題や解説講義を体験してみて下さい。
クレアールの直前対策講座
クレアールの直前対策講座は、直前答練の回数ではスタディングに劣るものの、「公開模試」が付いています。
また、クレアールは「直前ヤマ当て講義」なども用意されており、直前対策は万全です。
- スタディング
直前答練の回数多いが公開模試が無い! - クレアール
公開模試が標準装備で直前対策は万全!
合格率の比較
最後に合格率の比較ですが、両社とも合格率の公開はしていません。
スタディングもクレアールも合格率は不明ですが、合格者の体験談を公開しています。
「大学生」「会社員」「専業主婦」など、様々な方の体験談が掲載されています。
先輩たちの合格体験を参考にすれば自分にあったものを選びやすくなるはずです。
(クレアール公式HPより)
結論
価格面で言うと、スタディングの方がコスパがいいです。
しかし、簿記の基礎知識(日商3級レベル)から学ぶなら価格で両社の差はさほどありません。
スタディングは紙のテキストや問題集は有りませんが、簿財2科目で59,800円の受講料なら簿財2科目にチャレンジするハードルがかなり下がりますね。
スタディングは直前対策に関しては若干薄い印象はありますが、他校の公開模試(1科目3,000円程度)を受験したり、市販の問題集をこなせば補うことができます。
一方、クレアールは直前対策が充実しているので、クレアールのみで税理士試験合格も十分可能です。
また、紙のテキストと問題集が付いているので、昔ながらのスタイルで勉強が可能です。
受講料はスタディングと比べると少し割高ですが、各種割引制度を駆使すればスタディングに迫る低価格になります。
スタディングにしろクレアールにしろ、高額な受講料であることに変わりはありません。
失敗して大きな損失をすることを避けるためにも、教材は必ず自分で体験して決めることをおすすめします。
1年後、簿財2科目に合格すればあなたの人生は大きく変わります。
そして、成果を出す方は間違いなく「行動が早い」です。
やる気スイッチが入った今こそ、絶好のスタート時期だと僕は断言します。
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