働きながら簿財を取りたい。しかも、最短・最安値で!
という、欲張りなあなたに向けて税理士の僕が全力で書きました。
簿財を取れば、税理士への道が大きく開けるだけでなく、転職(経理や会計事務所)にも有利になります。
30代前半までなら上場企業の経理職への転職も可能です。実際に、僕の友人は簿財のみで超大手メーカーの経理に転職しました。
では、早速解説していきます!
「簿財(簿記論・財務諸表論)とは何か?」から知りたい人は下の記事を参考にして下さい。
スキマ時間を有効に使う!
働きながら最短で簿財に受かるポイントは「スキマ時間を有効利用すること」です。
働きながらの資格取得でネックになるのが「勉強時間の確保」。
なので、スキマ時間をとことん有効利用しましょう。
- 化粧をしながら
- ご飯を食べながら
- 歩いている時間
- 通勤時間(電車やバスの中)
- 会社の始業前
- 昼の休憩時間
- 入浴中
- トイレをしながら
これ以外にも、YouTubeやゲームの時間を使えば、1日1~2時間の勉強はカンタンに作れます。
2019年のデータになりますが、スマホの平均利用時間は「1日3時間46分」だそうです。
出典:ニールセン
スキマ時間の暇つぶしとしてやっているSNSやネットサーフィンの時間を利用すれば、楽に年間数百時間は確保できます。
また、簿財2科目に同時合格された方は、ちょっとしたスキマ時間に講義や理論暗記用の音声を聞いて学習しています。
スマホを使えば、講義によるインプット学習や理論暗記はほぼ日常のスキマ時間で完了します。
そして、机に向かえる貴重な時間は、実際に計算問題を解いたり理論を書くなどのアウトプット学習に使います。
ちなみに、勉強時間の目安は年間1,000時間。平日は1~2時間、土日祝日は6~7時間というスケジュールをこなせば年間1,000時間くらいになります。
⇒【スタディング体験談】簿財2科目合格!勉強時間は約1,000時間。
スキマ時間を有効に使えば簿財に合格できる勉強量をこなすことができます。働きながら簿財最短合格を狙うなら「スキマ時間の有効利用」は必須です!
基礎を徹底的に固める!
簿財に合格するには基礎を徹底的に固めることが重要です。
簿財は基礎的な問題を確実に合わせれば合格できる試験です。なので、難しい問題を無理して解く必要はありません。
働きながらの勉強なので、時間的に細かいマイナー論点までカバーする余裕はありません。
試験の直前でマイナー論点に取り組んでも、アウトプット不足になり本番で使えませんので(体験談)。
そんなことするよりも、基礎を徹底的に固めることに貴重な時間を使いましょう。
基礎を固める方法はとても簡単です。
予備校や通信講座から提供される「トレーニング問題」「実力テスト」「過去問題」「予想問題」を5回、6回と繰り返し解くだけです。
とても地道な勉強ですが、簿財に合格するには基礎を徹底的に固めることが超重要です!
本番では難しい問題に手を出さない!
本番では決して難問・奇問に手を出してはいけません。僕はこれで何回も落ちたので、特に声を大にして言いたいです。
簿財はみんなが解ける基礎的な問段に配点を傾斜させています。
なので、誰も解けないような難問・奇問には配点はほぼ無いと思っていいです。
僕が簿記論に合格したときは勉強時間ゼロで試験に挑みました。勉強をしていないので、分かる問題だけを確実に解いたら合格したのです。
とは言っても、本番になるとついつい難問に手を出してしまうのが税理士試験です。
「難問・奇問がでたら飛ばして次へ!」という練習を日頃からしっかりとやり込みましょう。
早く簿財に合格したいなら、難問・奇問に手を出してはいけません!
教材は浮気せず1個にしぼる!
簿財に受かるポイントは、教材を決めたらあれこれ浮気せず1個に絞るということです。
先ほども書きましたが、簿財は基礎的な問題を確実に合わせれば合格できる試験です。
基礎的な問題を解くための学習であれば、正直どの教材を使っても大差はありません。
予備校や通信講座から提供される「トレーニング問題」「実力テスト」「過去問題」「予想問題」を5回、6回と繰り返し解けば、必ず合格ラインまで到達できます。
あなたは、簿財の資格を働きながら最速でコスパ良く取りたいはずです。あれこれ浮気すると、時間もお金も労力も掛かってしまいます。
なので、一度教材を決めたら最後までその教材でやり抜きましょう!
【スタディング体験談】簿財2科目合格!スタディングのみで合格まで辿り着けました。
スタディングなら簿財に働きながら最短&最安値で合格できる
働きながらの勉強の場合、スキマ時間に手軽に学習できるか教材がベストです。
スマホやタブレット端末を有効に使えば、どんな場所でもスキマ時間に学習ができます。
スマホ学習が可能で、しかもコスパが良いとなると「スタディング税理士講座」が最もおすすめです。
ちなみに、簿財の最短合格を目指すなら、市販のテキストや問題集のみでの「独学」はおすすめしません。
独学をおすすめしない理由については下の記事で詳しく解説しています。
スタディングはスマホ1台でインプット学習が完結する
そもそもスタディング税理士講座は、忙しい社会人をターゲットとして開発された教材です。
忙しい社会人がスキマ時間を有効活用できるように、動画講義はもちろんトレーニング問題や理論暗記まで、インプット学習は全てスマホ1台で完結できるように設計されています。
スタディング税理士講座の開講は2015年からと比較的新しい通信講座ですが、「業界最安値」「スマホで勉強できる」ことが評価され、近年受講生が大幅に増えています。
⇒【スタディング体験談】仕事や育児のスキマ時間で勉強して簿財2科目合格
おすすめは簿財2科目アドバンスパック
スタディング税理士講座の簿財2科目は全部で「3コース」。
- 簿財2科目ミニマムパック(59,800円)
- 簿財2科目アドバンスパック(74,800円)
- 簿財2科目コンプリートパック(109,800円)
スタディング税理士講座の受講料は業界最安値で、大手予備校の約1/5の受講料です。
3コースの中でおすすめなのは一番人気の「簿財2科目アドバンスパック」です。
「簿記知識ゼロ」「簿記は大昔に勉強したけど忘れた」という方は、各コースに+500円すれば「簿記入門コース」が付いているので日商簿記3級レベルの基礎知識をつけることができます。
最安値のミニマムパックがダメな理由は「直前対策講座」が無いからです。
直前対策コースとは、本番を想定した実践問題(簿記論9回、財務諸表論9回)です。もちろん解説動画もあります。
合格者のほぼ全員がこの直前対策コースの問題をひたすら繰り返し解いたと語っています。下の体験談の方も直残対策の問題を最低4回は解いたと語っています。
⇒【スタディング体験談】簿財2科目合格!スタディングのみで合格まで辿り着けました。
なので、直前対策コースは必ず利用して下さい。
以上をまとめると次のようになります。
- コスパ重視の人:簿財2科目アドバンスパック(74,800円)
- 確実性重視の人:簿財2科目コンプリートパック(109,800円)
※直前対策講座が無い簿財2科目ミニマムパック(59,800円)を選んではダメ。
スタディング税理士講座は無料体験もできるので、しっかり自分の目で確かめてから購入して下さい。
今すぐ無料体験する! ⇒ スタディング税理士講座【公式HP】
\12/25まで10%OFF! /
スタディングに無料登録すると2024年12月25日まで「全商品10%OFFクーポン」がもらえます!(※クーポンは過去に無料登録が完了している方にも配布されています。マイページから確認して下さい。)
【割引後の価格(税込)】
・簿財2科目アドバンスパック(一番人気) 74,800円 ⇒ 67,320円(7,480円お得!)
・冊子版オプション付き 104,600円 ⇒ 94,139円(10,461円お得!)
来年、簿財2科目合格を狙うなら12月にはスタートを切らないと間に合わないかもしれません。
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税理士になる具体的な方法
簿財に最短&最安値で合格する方法について解説してきました。
しかし、簿財の合格は税理士への道のりの一部に過ぎません。税理士になるまでの「全体の流れ」を掴んでおくことも重要です。
そこで、様々な年齢や立場の方が税理士になるための「ロードマップ」を作成しました。
僕の実体験に基づき超具体的に書いていますので、必ずお役に立つと思います。
30歳から税理士を目指す方法
30歳になると、このまま今の会社で働くのか、それとも転職するのか迷うことも多いと思います。
僕が税理士を勉強し始めたのは30歳の時でした。
30歳から税理士になる方法をこちらの記事「30歳社会人が最短で税理士になるための完全ロードマップ / Fラン卒でもなれた!」に詳しくまとめています。
30歳から本気で税理士になりたいという方は、ぜひ参考にして下さい!
40歳から税理士を目指す方法
40歳から税理士になることももちろん可能です。
しかし、40歳になると結婚して子供ができ、住宅ローンがあったりと30歳の時とは状況が大きく変化している方も多いはずです。
ですので、ある程度「作戦」を考えながら資格取得を進める必要があります。
そこで、40歳から税理士を目指す具体的な方法について、こちらの記事「税理士を40代から勉強して目指すのは可能?具体的な方法を現役税理士がガチ解説」に詳しくまとめました。
40歳からガチで税理士に目指したい方は参考にして下さい!
50歳から税理士を目指す方法
50歳から税理士になることは可能です。
50歳になると会社の定年がちらつき始めて、定年後の暮らしを具体的にイメージするようになります。
また、子供に手がかからなくなる一方、子供の学費など金銭的な負担が増えてくる年代です。
金銭的な負担も増えますが、自分の時間も増えてきたという方もいらっしゃると思います。
50歳から税理士を目指す場合、税理士として働ける年数を考え、5科目合格(官報合格)は諦めた方が良いかもしれません。
ですので、「大学院での科目免除(税法2科目)」を利用することがほぼ必須になります。
50歳から本気で税理士を目指す方法については、こちらの記事「50歳から税理士を目指すのは可能?具体的な方法を現役税理士が解説!」を参考にして下さい。
主婦から税理士を目指す方法
もちろん主婦の方でも税理士ななることは可能です。
- 子供の教育費が不安…
- 旦那様がかなり年上で旦那様が定年した後の生活が心配…
などの理由から税理士を目指す30歳前後の主婦は専業主婦、兼業主婦を問わず増えています。
主婦の方が税理士を目指す場合、一番のネックとなるのが「勉強時間の確保」でしょう。
家事や育児、仕事、勉強を同時に行うことは難しいですが、不可能ではありません。
スキマ時間を効率よく使って科目合格を果たす主婦も多いです。
⇒【スタディング体験談】仕事と子育てをしながら簿財2科目合格!短期間で官報合格(5科目合格)が理想です。
しかし、短期間かつ高い確率で税理士資格を取得するなら、やはり大学院での税法2科目免除は利用した方が無難でしょう。
主婦から税理士を目指す具体的なステップについては、こちらの記事「主婦から税理士になるには…?ママが税理士を目指す具体的ステップを解説」で詳しく解説しています。
シングルマザーから税理士を目指す方法
シングルマザーから税理士になるのは可能です。
一番の問題は「勉強時間の確保」です。
ご実家からの全面的な支援を受けられるなら、勉強時間の確保もかなり現実的になります。
また、少しでも勉強時間を確保する為に、日常のスキマ時間を有効に使うことは必須。
詳しくは以下の記事「シングルマザーから税理士になる方法を完全解説」で解説しています。
高卒から税理士を目指す方法
高卒でも税理士になるのは可能です。
高卒者が税理士を目指す際、一番の問題点が「税法科目の受験資格」です。
税理士試験の受験科目は「会計科目」と「税法科目」に分けられます。
会計科目は受験資格が無く誰でも受験できますが、税法科目には受験資格があります。
受験資格を得る方法はいくつか存在します。
僕がおすすする方法は「会計事務所で2年以上働く」というもの。
この方法ならお金をもらいながら、税法科目の受験資格と実務経験が積めるので「一石三鳥」です。
高卒者が税理士になる方法については、こちらの記事「高卒から税理士になるには?なり方を超具体的に解説してみました」で詳しく解説しています。
大学生から税理士を目指す方法
大学生が最も税理士資格に近い環境にあります。
なぜなら、社会人とは比べ物にならない「勉強時間」が確保できるからです。
ですので、現在大学生で税理士を目指したいという方は、前向きに検討すべきだと思います。
予備校・通信講座によっては「学割」がきくので受講料も安いです。
通信講座最安値のスタディングの場合、学割で全商品20%OFFになります。
現役大学生が税理士になる方法については、こちらの記事「【何学部でも問題ナシ?】大学生から税理士になる方法を徹底解説」で詳しく解説しています。
よくある質問
税理士試験についてよくある疑問について解説します。
何点取れば合格?
税理士試験は「満点の60%取れば合格」です。
しかし、実際は成績上位者が合格する「競争試験」となっています。
勉強を始めるには簿記の知識が必要?
「最低でも日商簿記3級レベルの簿記知識が必要」としている予備校・通信講座が多いです。
日商簿記3級レベルの知識を身につけるには、市販のテキストを使うのが一般的。
Twitterや僕の周りでよく見かけるのは「スッキリわかる 日商簿記3級」というテキストです。
ちなみに、Amazonの「簿記検定の売れ筋ランキング」でも1位となっている人気テキストです。
簿財取得を視野に入れているなら、予備校や通信講座が提供している簿記の入門講座もおすすめです。
例えば、スタディング税理士講座では、簿財の学習に入る前に日商簿記3級レベルの知識を身につけるための「簿記入門コース」を設けています。
簿財2科目の各コースに+500円すれば「簿記入門コース」を受講できます。
大手予備校のように年間40万円近く払うのはしんどいかもですが、8万円ほどで一生使えるハイランク資格が手に入るなら安い自己投資です。
簿記の知識が無い方は簿記入門コースで簿記の基礎知識を習得し、その流れで簿記論・財務諸表論まで一気に学習しましょう。
1年後、簿財2科目を手に入れた自分をイメージするとワクワクしますよね!
簿記論・財務諸表論だけでも取る意味ある?
簿記論・財務諸表論だけでも就職・転職で非常に役立ちます。
全ての企業が簿記を使って貸借対照表・損益計算書などの財務諸表を作成します。
会社にとって、財務諸表は税務署や銀行に毎年提出する超重要書類。
なので、経理がいない会社はありません。
簿記論・財務諸表論の保有者は、ハイレベルな簿記会計の知識があるとして転職市場で高く評価されます。
僕の友人は30代前半で簿財2科目を取得、その後超有名メーカーに転職しました。
簿記論と財務諸表論は受験資格が無く、誰でも受験可能です!
簿財の勉強時間は?
合格に必要な勉強時間ですが、各予備校・通信講座が公開している「勉強時間の目安(1年)」は次の通りです。
クレアール | スタディング | 資格の学校TAC | 資格の大原 | LEC東京リーガルマインド | |
簿記論 | 360時間 | 450時間 | 450時間 | 400時間 | 450時間 |
財務諸表論 | 360時間 | 450時間 | 450時間 | 400時間 | 450時間 |
法人税法 | 480時間 | 600時間 | 600時間 | 600時間 | 600時間 |
相続税法 | 370時間 | 450時間 | 450時間 | 520時間 | 450時間 |
消費税法 | 260時間 | 300時間 | 300時間 | 300時間 | 300時間 |
国税徴収法 | ― | 150時間 | 150時間 | 170時間 | — |
各予備校・通信講座はこのような勉強時間を目安としていますが、実際は上記勉強時間の「1.5~2倍」必要となります。
詳しくは、こちらの記事「簿財は令和5年の税理士試験から受験資格撤廃!勉強時間はどれくらい必要?」を参考にして下さい。
税理士試験は独学でも受かる?
予備校や通信講座を使わず、市販のテキストと問題集のみの「独学」では、税理士試験の合格は難しいです。
税理士試験は競争試験なので、ライバル達に勝つには予備校や通信講座の利用は必須です。
税理士試験の独学をおすすめしない理由については、こちらの記事「税理士試験の独学が「無理ゲー」だと思う5つの理由」で詳しく解説しています。
税理士になるには何年かかる?
税理士になるには「平均10年」かかるとも言われています。
税理士になるまで何年かかるのか詳しく解説した記事があるので、興味のある方はこちらの記事「社会人が税理士になるまで何年かかるのか?働きながら最短でなる方法も解説」を参考にしてして下さい。
税理士の年収はいくら?
税理士の年収は「ピンキリ」です。
年収500万円の人もいれば、数千万円の人もいます。
というのも、税理士のほとんどは独立開業しているので、経営のやり方によって個人差が激しいのが現状です。
税理士の年収について詳しく解説した記事があるので「【税理士の年収】現実はいくら?女性税理士・勤務税理士についても解説」参考にして下さい。
受験科目の免除があるってホント?
大学院を卒業すると受験科目が一部免除されます。
- 会計系の大学院 ⇒ 会計科目1科目が免除
- 税法系の大学院 ⇒ 税法科目2科目が免除
僕も税法系の大学院を卒業し、税法科目の免除を受けて税理士になりました。
今ではかなり大学院を利用している人が多いです。