会計事務所に入って1年だけど転職したい…。
でも、1年で辞めるのは気が引ける。
このお悩みは全国に山ほどあると思います。なので、あなただけが特別な悩みを抱えている訳ではありません。
結論から言うと、会計事務所を1年で辞めて転職することは決して悪いことではありません。
この記事では、会計事務所を辞めたくなる理由からその対処法まで詳しく解説しています。
転職2回、会計事務所業界に15年以上いる僕の経験を全て注ぎ込んだ記事です。
これを読めば、あなたの心の闇が少しは晴れると思います。
では、なぜ1年で会計事務所を辞めて転職したくなるのか、その理由から解説します。
1年で転職したくなる理由
会計事務所に入って1年で辞めたくなるよくある理由は以下の通りです。
- 職場の人間関係が悪い
- 嫌いなクライアントがいる
- 残業や休日出勤が多く、プライベートの時間が取れない
- 仕事内容が自分に合っていない
- 仕事を教えてもらえない
- 仕事と給料が割に合わない
①職場の人間関係が悪い
一番多い理由が「職場の人間関係」だと思います。
会計事務所に入って1年目は自分の担当企業が無い場合も多く、1日の大半を事務所内で過ごすことが多いです。
ですので、事務所内の人間関係が悪いと1日中地獄となります。
僕が以前勤めていた会計事務所では、朝一から50代のベテラン職員がボスから怒鳴られてる光景が日常化していました。
当然、事務所内の空気は常に重く、職員は「とにかく事務所内に居たくない」と口を合わせて言っていました。
さらに、当サイトのアンケート調査では以下のような意見もありました。
あまり風通しのいい事務所ではありませんでした…
また、会計事務所には入力専門のパートさんがいるものの、昔からの力関係であまり面倒な業務を受けない方もいらっしゃるため、決して人間関係がいいとは言い切れないです。結局、私自身がクライアントの巡回を行い、仕訳の入力から試算表まで完結させる案件が多かったです。(20代男性)
②嫌いなクライアントがいる
会計事務所のクライアントの多くが中小零細企業の経営者です。
中小零細企業の経営者は、海千山千を乗り越えてきた強者が多く、クセが強い人も多いです。
悪気は無いのでしょうが、中には常に高圧的な態度をとる方もいます。
会計事務所に入って1年目で、クセが強いクライアントを担当すると辞めたくなるかもしれません。
当サイトのアンケート調査では以下のような意見もありました。
内向的な性格だとかなりキツイです…
会計事務所の仕事は、机でひたすらパソコンと向かい合っている仕事というよりも顧問先の対応等、接客業に近いものです。そのため、顧問先の担当者とフレンドリーに雑談する能力がかなり必要になります。会話が続かないと気まずい雰囲気にもなります。(30代男性)
③残業や休日出勤が多く、プライベートの時間が取れない
会計事務所は「繁忙期(12月~5月)」と「閑散期(6月~11月)」で仕事量の差が激しい業種。
繁忙期になると、「残業」「休日出勤」が当たり前という会計事務所は多いです。
僕が以前勤めていた会計事務所でも、個人の確定申告時期になると、みんな22~23時まで仕事をしていました。それでも仕事が間に合わない場合は土日も出勤です。
会計事務所に入って1年目ですと、繁忙期の忙しさに耐えられないという方も多いです。
当サイトのアンケート調査では以下のような意見もありました。
繁忙期の激務は地獄です…
税理士業界は、繁忙期と閑散期がはっきりしている業界です。閑散期はとくに何事もなく乗り越えられますが、問題は年末から確定申告の時期の繁忙期です。この時期はまさに地獄です。定時で帰れるわけもなく毎日終電となっても不思議ではないです。しかも、この時期はインフルエンザ等の病気が流行りやすく、体調管理も仕事の一つとなります。(30代男性)
④仕事内容が自分に合っていない
この記事を読んでいる方の中には「初めて会計事務所に入った」という方も多いかもしれません。
どの職種でも言えますが、一度やってみないと自分に向いているのかどうか分からないケースも多いです。
自分がイメージしていた仕事内容と大きくかけ離れると、辞めたい気持ちになっても仕方ありません。
⑤仕事を教えてもらえない
会計事務所は少人数(5~10人)で構成されている場合が多く、仕事を丁寧に教えてもらえる環境が無い場合があります。
特に、繁忙期(12月~5月)に入社したり、急に人手が足りなくなった場合の欠員補充で入社した場合は、既存の職員は大忙し。
ですので、誰からも仕事を教えてもらえず不満が溜まる可能性があります。
会計事務所に入って1年目からこのような状況だと、辞めたいと思うのも仕方ないです。
⑥仕事と給料が割に合わない
入社時に給料について納得していても、上記①~⑤のような想定外の事が起こると「この給料じゃやってられない!」と感じる場合があります。
入って1年目にかかわらず、会計事務所を辞めたくなる理由についてもっと知りたい方は、こちらの記事「【税理士が暴露】会計事務所を辞めたいと思う「あるある」な理由 10選」も参考にして下さい。
辞めたいと思った時の対処法
1年で辞めたいと思った時の「対処法」は以下の2つです。
- もう少し頑張ってみる
- 会計事務所を辞めて転職する
①もう少し頑張ってみる
せっかく苦労して入った会計事務所です。もう少し頑張ってみて不満が改善することが最も理想的。
悩みを一人で抱え込まず、職場の信頼できる上司や先輩、同僚に相談してみましょう。
話すことで気分が楽になることは結構多いです。
また、自分がすごく悩んでいたことが、実は大したことない悩みだったと判明することもあります。
ですので、まずは勇気を出して相談してみることをおすすめします。
もし、職場に相談できる人がいない場合は、他の会計事務所に勤務している先輩や友達でもいいです。
同じ仕事をしている人なら、あなたの気持ちを理解してくれるはずです。
「相談できる人が誰もいない!」という場合は、会計事務所・経理職に特化した転職エージェントに相談してみても良いです。
彼らは会計事務所業界を熟知しており、あなたの悩みを理解してくれます。
転職エージェントの利用は無料ですし、まだ転職するか決めていないという方も利用できます。
転職エージェント最大手のリクルートエージェントも「相談だけでも利用できます。」とホームページに記載しています。
実は、転職エージェントに相談する人の多くが、まだ転職するか決めていない人だと言われています。
会計事務所の求人数が業界最多の「ヒュープロ」は、電話やZOOMでの面談も可能です。
一人で悩みを抱え込まず、まずは誰かに相談してみましょう。
②会計事務所を辞めて転職する
信頼できる上司や先輩に相談しても、悩みが解決しない場合は「転職」ということになります。
この場合、転職先は次の3つに分かれます。
- 他の会計事務所
- 一般企業の経理職
- 全く別の職種
①他の会計事務所
たった1年でも会計事務所で実務経験があれば「他の会計事務所」への転職に有利です。
「たった1年の実務経験だと自信がない…」と思うかもしれません。
しかし、採用する側からすれば仕訳の入力ができたり、会社の年間行事(決算や年末調整など)を理解しているだけでも非常に大きいのです。
なので、自分に自信を持って転職活動に臨んで欲しいと思います。
会計事務所での実務経験を活かしての転職が、最も現実的な選択肢と言えるでしょう。
「東京都内」「未経験」「1科目合格」という条件で会計事務所(税理士法人を含む)に転職すると、転職1年目の年収は「約360万円」です。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事「【100件調査】簿記論だけで会計事務所に転職したら年収いくらもらえるのか?」を参考にして下さい。
②一般企業の経理職
会計事務所で経験した「会計帳簿の作成」や「決算書の作成」、「年末調整」などは一般企業の経理職でも活かせます。
実際に、会計事務所から経理職に転職される方は多いです。
僕の友人は会計事務所から一部上場の超有名メーカーの経理職に転職しました。
年齢にもよりますが、日商簿記2級があれば中小零細企業の経理、日商簿記1級や税理士試験科目合格があれば上場企業の経理職も狙えます。
③全く別の職種
会計事務所で1年働いてみて、「自分にはこの仕事は絶対に無理!」と思ったら、別の職種への転職しかありません。
自分に合わない仕事を続けても成長しませんし、何より楽しくありません。
絶対に無理だと思ったら、転職活動をスタートさせるか、興味がある職種に必要な資格取得を目指すなど、すばやく行動を開始しましょう。
1年で辞めて転職することは悪いことではない
辞めて転職したい気持ち満々だけど「辞めると迷惑がかかるかも…」「1年で辞めて転職することは悪いことなのでは…」と考える真面目な方も多いです。
結論を言うと、1年で辞めても悪いことではないし、迷惑もかかりません。
僕は15年以上会計事務所業界におり、ベテラン職員が辞めて行くのを何回も経験しましたが迷惑と感じた事は一度もありません。
そもそも会計事務所に入って1年目の職員に振られる仕事は、重要な仕事ではないケースが多いです。
仕事をしているあなたから見れば大変な仕事のように感じるかもしれませんが、税理士やベテラン職員からみればそれほどではないのです。
このように、辞めること自体は迷惑もかからないし問題もありません。
ただし、「突如辞める」のだけは少し迷惑がかかります。
なぜなら、会計事務所側はあなたが辞めた後の仕事の割り振りを決めたり、後任者を探す期間が必要だからです。
なので、急に「明日辞めます!」と言うと会計事務所側は困ってしまいます。
退職届を提出するタイミングは会計事務所の「就業規則」に記載しているので、必ず確認しましょう。
具体的には、「退職の1か月前までに退職の申出をしなければならない」といった感じで書かれています。
就業規則の内容は会計事務所によって違います。
ですので、会計事務所を辞めるときは、まず就業規則で退職届を出すタイミングを確認した上で、出来るだけ早くボスに辞める旨を伝えた方が良いと思います。
1年で転職するのは逃げなのか?
1年で転職するなんて「逃げだ」「我慢が足らん」という人もいます。
しかし、嫌で嫌でしょうがない職場で最高のパフォーマンスを発揮できるはずもないし、スキルが成長することも期待できません。
これは自分にとっても会計事務所にとっても不幸なことです。
さらに、仕事を無理して続けて体調を崩してしまっては元も子もありません。
「逃げるが勝ち」ということわざがあるように、時には逃げた方が良いケースもあります。
そして、自分が選んだ選択が「正解」になるように頑張れば良いだけです。
自分が選んだ転職が正解になれば、それは「逃げ」ではなかったことになります。
「逃げだ」「我慢が足らん」と、あなたを心配して助言してくれることは感謝すべきこと。
しかし、自分の人生は自分で決めるもの。自分が決めた道を信じて突き進むことも時には必要です。
こちらのアンケート調査では「90%の人が入社1年以内で会社を辞めたことを後悔していない」と回答しています。
(引用:サライ.jp)
1年で辞めて転職するメリット・デメリット
転職することは決して悪いことではありません。
しかし、1年で会計事務所を辞めて転職するメリット・デメリットは知っておいた方が良いです。
1年で転職するメリット・デメリットは以下の通りです。
1年で転職するメリット
- 現在の悩みが無くなる
- 体調に悪影響が出るのを防げる
- 自分に合った職場で経験が積める
①現在の悩みが無くなる
会計事務所を辞めると現在の悩みから完全に解放されます。
生理的に無理な上司やクライアントと会うことは無くなりますし、残業や休日出勤で犠牲になっていたプライベートの時間が復活します。
僕は2回転職を経験していますが、会社を辞めて全ての悩みから解放された時の気分は最高でした!
会計事務所を辞めると全ての悩みが無くなるというメリットがあります。
②体調に悪影響が出るのを防げる
自分に合わない職場で日々ストレスを感じながら仕事を続けていると、体調に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのまま仕事を続けて、体調を崩してしまうと転職活動も困難になります。
早めに転職することで、体調に悪影響が出るのを防げるというメリットがあります。
③自分の成長が早くなる
職場環境が自分に合っているかどうかは「自己の成長」にも関係します。
僕が在籍していた会計事務所は人間関係が良く、お互いが助け合って仕事をしていました。
このような環境に入ると自分も良い影響を受け、自発的に人を助けるようになります。
人を助けると感謝され、また次も人を助けたいという好循環が生まれます。
好循環を生み出す職場は、個々が活き活きと仕事してるのでスキルの成長も早いです。
このように、自分に合った職場に転職することで、自己の成長が早くなるというメリットがあります。
1年で転職するデメリット
- 収入が下がる可能性がある
- 企業によっては悪い印象を与えてしまう
①収入が下がる可能性がある
転職することで一時的に年収が下がる可能性があります。
しかし、自分に合った環境で仕事ができれば、仕事スキルの成長も早いでしょう。
その結果、前職の年収を上回る可能性もあります。
②企業によっては悪い印象を与えてしまう
1年で転職すると転職活動の際、採用企業に悪い影響を与えてしまう可能があります。
人材採用には膨大なコストがかかります。
企業としては、採用した人材が長く会社に定着して欲しいと願っています。
なので、短期離職を繰り返していると「また、すぐ辞めるかも…」と疑われがちです。
1年で辞めると、場合によっては企業に悪い印象を与えてしまうデメリットがあります。
失敗しない会計事務所・経理職求人の探し方
では、理想の会計事務所・経理職求人を探すにはどうすれば良いのか?
求人の探し方には以下のような方法があります。
- 知人からの紹介
- 転職サイト
- 転職エージェント
- ハローワーク
- 大手予備校の合同就職説明会(会計事務所に限る)
求人を探す方法 | メリット | デメリット |
知人からの紹介 |
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転職エージェント |
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ハローワーク |
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大手予備校の合同就職説明会(会計事務所に限る) |
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求人探しには転職エージェントを活用する
いろいろな方法がありますが、おすすめは「転職エージェント」の活用です。
転職エージェントを利用する最大の理由は、会計事務所や企業の内部情報を知ることができる点です。
会計事務所は小規模で個人経営のところが多く、ホームページが存在しないことも普通にあります。
ホームページがあったとしても情報量が少なく、どんなスタッフが在籍しているのか全く分からない場合も多いです。
中小零細企業の場合も会計事務所と同じことが言えます。
その点、転職エージェントは会計事務所や企業とコンタクトを取っていますので、ホームページや求人票に無い内部情報を持っています。
会計事務所への転職を2度経験した僕としては、「人間関係に関すること」は必ず確認した方が良いと思っています。
- 所長税理士や社長の性格/人柄
- 年齢構成
- 男女構成
- 税理士試験の受験生が何人いるか(会計事務所の場合)
効率的な転職活動には転職エージェントからの内部情報は欠かせません。
転職エージェントには優良求人が集まりやすい
また、転職エージェントには優良求人が集まりやすいという特徴があります。
その理由は転職エージェントのビジネスモデルにあります。
求職者は転職エージェントを全て無料で利用できます。
転職エージェントはお金を求職者からではなく、人材を採用した企業からもらいます。
一般的に、転職した人の年収の約30~35%が人材を採用した企業から転職エージェントに紹介手数料として支払われます。
例:年収400万円×30%=120万円(紹介手数料)
人材の採用にこれだけのコストをかけるには、資金的な余裕が無ければ無理です。
絶対ではありませんが、資金的に余裕がある企業は優良企業の可能性が高いです。
また、人気企業が求人募集をすると応募が殺到して選考が大変です。
そのため、人気企業は求人を「非公開」として転職エージェントに募集をかけ、企業が求める条件にマッチした人材のみを紹介してもらっているのです。
このように、転職エージェントには優良求人が集まりやすいというメリットがあります。
会計事務所・経理職に特化した転職エージェントを利用すれば、転職サポートを受けながら税理士業界・経理業界のことも聞くことができます。
ネットや書籍でもある程度の情報は手に入ります。
しかし、頻繁に企業とコンタクトを取っている転職エージェントの情報にはかないません。
どんな些細なことでも遠慮なく転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントの選び方
転職エージェントは大きく分けて「総合型」「特化型」の2つのタイプがあります。
総合型と特化型の特徴は次の通りです。
総合型 | 特化型 | |
取扱い職種 | あらゆる職種 | 特定の職種のみ |
求人件数 | ◎多い | △少ない |
会計事務所業界の知識 | △乏しい | ◎豊富 |
特徴 |
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転職エージェント |
このように、総合型と特化型とでは特徴には一長一短があります。
転職を成功させるためには「総合型の転職エージェント」と「特化型の転職エージェント」を併用することをおすすめします。
また、特化型転職エージェントには会計事務所特有の条件で求人検索ができるという特徴があります。
東京や神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、京都、福岡といった「都市部の会計事務所・経理職」を希望されるなら「ヒュープロ(Hupro)」がおすすめ。
ヒュープロの代表取締役社長 山本玲奈さんは女性ということもあり、女性ならでは条件で求人検索ができるのも特徴です。
「未経験者可」「資格取得応援」はもちろん、「時短勤務あり」「働くママ在籍」「育児支援制度」といった女性にフォーカスした条件での絞り込みができます(画像をクリックすると検索画面にジャンプできます)。
中には「働きながら家事も育児もしてさらに長期間の転職活動なんて無理…」という方も多いでしょう。
ヒュープロは登録から内定まで平均21日間という実績を誇ります。
税理士業界・経理業界に精通したキャリアアドバイザーからスピーディに求人案件が提案され、「楽」で「早い」転職が可能です。
ヒュープロは会員登録がメチャクチャ簡単
さらに、ヒュープロの新規会員登録は他の転職エージェントに比べてとてもカンタン。
一般的な転職エージェントの場合、会員登録には「名前」「生年月日」「住所」「電話番号」「学歴」「現在の勤務先」「現在の年収」など多くの個人情報が必要。
最初から個人情報をガッツリ入力することに不安や手間を感じる方も多いと思います。
一方、ヒュープロの会員登録は「メールアドレスの入力」「パスワードの設定」のみでできます。
あとはヒュープロからメール連絡を待つだけです。
まずは転職エージェントと話してみて、信頼できそうだと感じたら詳細情報の登録をすればOKです。
会員登録する ⇒ Hupro(ヒュープロ)公式ページ
ヒュープロを税理士の視点から詳しく解説した記事はこちら「ヒュープロ(Hupro)の評判は?東京の会計事務所に転職したい人は必須」
会計事務所・経理職に強い転職エージェント、転職エージェントの効果的な活用方法については、コチラの記事「会計事務所・税理士に強いおすすめの転職エージェント『5選』」で詳しく解説していますので参考にして下さい。
会計事務所で働きながら税理士になる方法
働きながら「税理士」を目指してみたいという方も多いと思います。
ここでは、様々な年齢や立場から税理士資格を取る方法を詳しく解説しています。
30歳から税理士を目指す方法
30歳になると、このまま今の会社で働くのか、それとも転職するのか迷うことも多いと思います。
僕が税理士を勉強し始めたのは30歳の時でした。
30歳から税理士になる方法をこちらの記事「30歳社会人が最短で税理士になるための完全ロードマップ / Fラン卒でもなれた!」に詳しくまとめています。
30歳から本気で税理士になりたいという方は、ぜひ参考にして下さい!
40歳から税理士を目指す方法
40歳から税理士になることももちろん可能です。
しかし、40歳になると結婚して子供ができ、住宅ローンがあったりと30歳の時とは状況が大きく変化している方も多いはずです。
ですので、ある程度「作戦」を考えながら資格取得を進める必要があります。
そこで、40歳から税理士を目指す具体的な方法について、こちらの記事「税理士を40代から勉強して目指すのは可能?具体的な方法を現役税理士がガチ解説」に詳しくまとめました。
40歳からガチで税理士に目指したい方は参考にして下さい!
50歳から税理士を目指す方法
50歳から税理士になることは可能です。
50歳になると会社の定年がちらつき始めて、定年後の暮らしを具体的にイメージするようになります。
また、子供に手がかからなくなる一方、子供の学費など金銭的な負担が増えてくる年代です。
金銭的な負担も増えますが、自分の時間も増えてきたという方もいらっしゃると思います。
50歳から税理士を目指す場合、税理士として働ける年数を考え、5科目合格(官報合格)は諦めた方が良いかもしれません。
ですので、「大学院での科目免除(税法2科目)」を利用することがほぼ必須になります。
50歳から本気で税理士を目指す方法については、こちらの記事「50歳から税理士を目指すのは可能?具体的な方法を現役税理士が解説!」を参考にして下さい。
主婦から税理士を目指す方法
もちろん主婦の方でも税理士ななることは可能です。
- 子供の教育費が不安…
- 旦那様がかなり年上で旦那様が定年した後の生活が心配…
などの理由から税理士を目指す30歳前後の主婦は専業主婦、兼業主婦を問わず増えています。
主婦の方が税理士を目指す場合、一番のネックとなるのが「勉強時間の確保」でしょう。
家事や育児、仕事、勉強を同時に行うことは難しいですが、不可能ではありません。
スキマ時間を効率よく使って科目合格を果たす主婦も多いです。
⇒【スタディング体験談】仕事と子育てをしながら簿財2科目合格!短期間で官報合格(5科目合格)が理想です。
しかし、短期間かつ高い確率で税理士資格を取得するなら、やはり大学院での税法2科目免除は利用した方が無難でしょう。
主婦から税理士を目指す具体的なステップについては、こちらの記事「主婦から税理士になるには…?ママが税理士を目指す具体的ステップを解説」で詳しく解説しています。
シングルマザーから税理士を目指す方法
シングルマザーから税理士になるのは可能です。
一番の問題は「勉強時間の確保」です。
ご実家からの全面的な支援を受けられるなら、勉強時間の確保もかなり現実的になります。
また、少しでも勉強時間を確保する為に、日常のスキマ時間を有効に使うことは必須。
詳しくは以下の記事「シングルマザーから税理士になる方法を完全解説」で解説しています。
高卒から税理士を目指す方法
高卒でも税理士になるのは可能です。
高卒者が税理士を目指す際、一番の問題点が「税法科目の受験資格」です。
税理士試験の受験科目は「会計科目」と「税法科目」に分けられます。
会計科目は受験資格が無く誰でも受験できますが、税法科目には受験資格があります。
受験資格を得る方法はいくつか存在します。
僕がおすすする方法は「会計事務所で2年以上働く」というもの。
この方法ならお金をもらいながら、税法科目の受験資格と実務経験が積めるので「一石三鳥」です。
高卒者が税理士になる方法については、こちらの記事「高卒から税理士になるには?なり方を超具体的に解説してみました」で詳しく解説しています。
大学生から税理士を目指す方法
大学生が最も税理士資格に近い環境にあります。
なぜなら、社会人とは比べ物にならない「勉強時間」が確保できるからです。
ですので、現在大学生で税理士を目指したいという方は、前向きに検討すべきだと思います。
予備校・通信講座によっては「学割」がきくので受講料も安いです。
通信講座最安値のスタディングの場合、学割で全商品20%OFFになります。
現役大学生が税理士になる方法については、こちらの記事「【何学部でも問題ナシ?】大学生から税理士になる方法を徹底解説」で詳しく解説しています。
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